脂肪吸引
顔 脂肪吸引

INDEX
フェイスラインをすっきりさせたい、二重顎を解消したいと考えている方の中には、顔の脂肪吸引を検討している方もいるでしょう。顔の脂肪吸引は、専用の器具を用いて余分な脂肪を取り除く施術です。
本記事では、顔の脂肪吸引の施術内容や期待できる効果、メリット・デメリットについて詳しく解説します。施術の流れや術後の過ごし方についても紹介するので、脂肪吸引を検討している方はぜひ参考にしてください。
ABOUT
顔の脂肪吸引とは

顔の脂肪吸引とは、頬や顎の余分な脂肪を取り除く施術です。専用の吸引管(カニューレ)により脂肪細胞を直接除去することで、脂肪細胞を吸引していきます。

除去できる脂肪量は30〜60cc程度が一般的ですが、脂肪のつき方によっては100cc近く吸引できることも。施術の際は、耳下・顎下を数ミリ切開してカニューレを挿入します。脂肪を均一に吸引し、綺麗な仕上がりになるように調整しながら施術を進めていく流れです。
RECOMMEND
顔の脂肪吸引がおすすめな方
顔の脂肪吸引は、ダイエットでは落としにくい脂肪を直接取り除けることがメリットです。以下のような悩みを抱えている方には向いているといえます。
フェイスラインを整えたい
ダイエットしても顔の脂肪が落ちにくい
口元のもたつきが気になる
下膨れが気になる
二重顎をすっきりさせたい

EFFECT
顔の脂肪吸引で期待できる効果
顔の脂肪吸引では、脂肪細胞を直接取り除くため、フェイスラインをすっきりさせる効果が期待できます。一般的なダイエットでは脂肪が落ちる場所を選べませんが、脂肪吸引なら気になる部分の脂肪をピンポイントに取り除けることがメリットです。
顔周りの脂肪が落ちにくいという場合も顔の脂肪吸引でフェイスラインが引き締まり、若々しい印象に変わります。
RISK
顔の脂肪吸引の副作用
術後に起こる可能性のある副作用も理解しておくことが大切です。術後の経過をスムーズにするために、リスクについて把握しておきましょう。
顔の脂肪吸引では、ごくまれなケースではあるものの、吸引後に感染症や合併症が生じる場合があります。
傷口から細菌が入ってしまった場合、炎症や腫れ、熱感を伴う感染症が起こることがあります。術後は傷口を清潔に保ち、顔を触る前に手洗いや消毒を徹底するなどの対策が必要です。特にペットを飼っている方は、術後1週間はなるべく接触を避けましょう。
また、極めてまれですが、脂肪吸引の際に血管が傷つくと、術後に大きな内出血(血腫)ができることがあります。施術後、酷い内出血や急激な腫れが生じた場合は、すぐにクリニックや医療機関に相談しましょう。
FLOW
顔の脂肪吸引
の流れ
顔の脂肪吸引の流れは以下の通りです。

カウンセリング
まずは医師とカウンセリングを行い、希望する仕上がりや気になる部分について相談します。顔の脂肪吸引が適しているかどうかを確認し、施術の方法やリスク、ダウンタイムについて詳しく説明を受けましょう。
不安な点があれば、この時点でしっかりと質問しておくことが大切です。
問診
施術が決定したら、体調や既往歴について確認する問診を行います。麻酔を使用できるかどうかのチェックや、アレルギーの有無も含めて健康状態をチェック。具体的な施術日も問診で決定します。
デザイン
施術当日は体調の確認を行ってから、問題なければ施術部位のデザインを決めていきます。脂肪をどの程度除去するか、仕上がりのバランスを考慮しながら細かくマーキングしていきます。
施術(脂肪吸引)
診察台に横になり、麻酔を投与します。耳下・顎下の目立たない場所に数ミリ程度の切開を加え、スキンポートを装着。その後、カニューレを挿入して脂肪を吸引します。施術時間は30分〜1時間程度となる場合が多いです。
アフターフォロー
施術後は、顔の腫れや内出血を抑えるために圧迫固定を行います。その後一定時間休憩をとり、体調に問題がなければ帰宅可能です。
施術後のカウンセリングでダウンタイムの過ごし方や注意点についても説明を受けるので、指示に従って適切なケアを行いましょう。
MERIT
顔の脂肪吸引
のメリット
顔の脂肪吸引のメリットは以下の通りです。

短期間で効果を得られる
リバウンドしにくくなる
短期間で効果を得られる
ダイエットやマッサージで顔の脂肪を減らすには時間がかかりますが、脂肪吸引なら施術直後から変化を実感できます。術後は腫れや内出血があるものの、1〜2週間経つと徐々に腫れが引き、1か月ほどでフェイスラインがはっきりしてくるはずです。
また、ダイエットでは顔の脂肪が最後まで残りやすいですが、脂肪吸引なら特定の部位にピンポイントでアプローチすることも可能です。
リバウンドしにくくなる
脂肪吸引は脂肪細胞そのものを除去するため、施術を受けた部分の脂肪が増えにくくなります。ダイエットでは、脂肪細胞が小さくなるだけで数は変わらないため、食生活が乱れるとすぐにリバウンドしてしまうことがあります。脂肪吸引なら脂肪細胞自体が減るため、過剰に体重が増えない限り、大きくフェイスラインが崩れることはありません。
一般的に成人後は脂肪細胞の数が変わらないとされているため、脂肪吸引によって脂肪細胞が減れば、リバウンドのリスクも低くなります。
DEMERIT
顔の脂肪吸引
のデメリット

顔の脂肪吸引を受ける前に、メリットだけでなくデメリットも押さえておきましょう。顔の脂肪吸引のデメリットは以下の通りです。
ダウンタイムがある
副作用のリスクがある
値段が比較的高い
ダウンタイムがある
脂肪吸引は脂肪を直接取り除くため、身体への負担がある程度ある施術です。痛みが強く出るケースはまれですが、目立ったむくみが収まるまでに2週間前後、完全にむくみなどの症状が落ち着くまでに1ヶ月、拘縮などは長くて6ヶ月程度かかる場合があります。
特に最初の1週間は腫れや内出血が目立ちやすい傾向のため、外出やスケジュールの調整が必要な方も多いかもしれません。マスクで隠せる場合がほとんどですが、むくみが残る期間も考慮しておきましょう。
副作用のリスクがある
顔の脂肪吸引では、術後のダウンタイムだけでなく、先述した感染症や血腫などの副作用が起こる可能性があります。
副作用のリスクを軽減するには、信頼できる医師やクリニックを選び、術後のケアを徹底することが重要です。
値段が比較的高い
顔の脂肪吸引は効果がわかりやすい一方、美容医療の中でも比較的費用がかかる施術のひとつです。クリニックによって料金は異なりますが、一般的に40万円〜60万円以上程度が目安となります。
COLUMN
顔の脂肪吸引で後悔しないためには?
顔の脂肪吸引で後悔しないために、以下のポイントを押さえておきましょう。
信頼できる医師を選ぶ
仕上がりのイメージを明確にする
術後のケアを徹底する
信頼できる医師を選ぶ
顔の脂肪吸引は、技術力が求められる施術です。吸引量の調整や仕上がりのバランスを考慮する必要があるため、実績のあるクリニックや医師を選ぶことが大切です。
ホームページなどで医師のプロフィールや経歴をチェックし、実績や症例を確認しましょう。
仕上がりのイメージを明確にする
脂肪をどのように除去するかによって、仕上がりの印象は大きく変わります。カウンセリングの際に理想のフェイスラインについてしっかり相談し、具体的なイメージを固めておきましょう。また、事前に情報収集しておくことで、より具体的な相談をできるようになります。
術後のケアを徹底する
腫れやむくみを最小限に抑えるためには、術後のケアがとても重要。よりスムーズに回復できるよう、医師の指示に従い、適切な圧迫固定や食生活の管理を行いましょう。

TREATMENT
顔の脂肪吸引
の施術内容

脂肪吸引や引き締め施術には、それぞれ特徴や適した用途があります。脂肪をしっかり除去しつつ引き締めも両立したいならベイザーやLSSA、たるみを解消したいならエンブレイス/モフィウスの併用が最適です。自分の目的やライフスタイルに合わせて、適切な施術を選びましょう!
ベイザー脂肪吸引(VASER)
高精度な脂肪吸引で理想のフェイスラインへ
ベイザー脂肪吸引は、超音波を利用して脂肪を乳化し、吸引する施術です。従来の脂肪吸引に比べ、脂肪細胞を分解しやすくするため、周囲の組織を傷つけることなくスムーズに吸引できます。そのため、体への負担が少なく、仕上がりが滑らかなのが特徴です。
エルサ(LSSA)
超音波で細かい部分までアプローチ
LSSA(エルサ)は超音波機器を活用した、韓国発の施術方法です。ベイザーとほとんど同じクオリティの効果が期待でき、極細のプローブを使用するのが特徴。
そのため顔の脂肪(ジョール)から、ほうれい線の上にある皮下脂肪(メーラー)、さらに頬骨の上まで、ベイザーではアプローチが難しい部分の脂肪を溶かして吸いやすくなります。
エンブレイス / モフィウス(Embrace RF / Morpheus 8)
高周波で肌を引き締める新技術
エンブレイスRFとモフィウス8は、高周波(RF:ラジオ波)を利用した皮膚の引き締め治療です。脂肪を直接吸引するのではなく、たるんだ皮膚を引き締めることを目的としています。
特に、エンブレイスRFは顔やボディの引き締めに適しており、モフィウス8はマイクロニードル(極細針)を併用し、肌の深部に高周波を届けることでリフトアップ効果を最大化します。

FUTURE
顔の脂肪吸引で
理想のフェイスラインを手に入れよう
顔の脂肪吸引について解説しました。脂肪吸引では、顔の脂肪を直接取り除くことで、フェイスラインをシャープに整えられます。ダイエットでは落としにくい脂肪にもアプローチでき、リバウンドのリスクが少ないことも特徴です。
一方で、施術後はダウンタイムがあり、腫れやむくみが生じる期間があることを理解しておきましょう。また、施術の仕上がりは医師の技術力によって大きく変わるため、クリニック選びも慎重に行う必要があります。 施術を検討する際は、カウンセリングでしっかりと相談し、希望する仕上がりのイメージを明確にしておきましょう。
FAQ
顔の脂肪吸引に
関する質問
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圧迫固定はいつまで行う?
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顔の脂肪吸引を受けた後は、腫れや内出血を緩和させるための「圧迫固定」が必要となります。
施術直後は、最短でも翌朝までの着用が必要です。できれば、24〜48時間は常時着用しましょう。その後も負担のない程度で、1週間程度は装着を続けることが望ましいです。
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術後の食事で気をつけることは?
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顔の脂肪吸引後の食事制限は特にありません。個人差はあるものの、不便が出ない場合も多いでしょう。しかし、腫れやむくみが残る術後1週間程度は口が開けにくかったり、噛みにくく感じたりすることがあります。
通常の食事を取りづらい場合は、スープや柔らかい食べ物を選ぶのがおすすめです。アルコールは腫れを悪化させる可能性があるため、術後1週間程度は控えたほうがよいでしょう。
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仕事は休むべき?
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仕事への復帰時期は、職種やダウンタイムの経過によって個人差があります。デスクワークやリモートワークであれば、翌日から仕事を再開する方もいます。
とはいえ、術後は腫れやむくみが出るため、不安に感じる場合は数日程度のお休みを取ってもよいでしょう。マスクで隠せる範囲の腫れがほとんどですが、大切な予定がある場合は施術時期を慎重に選ぶことをおすすめします。 また、運動量の多い仕事の場合は、腫れや痛みが出やすくなる可能性があるため、最低でも3日間は安静に過ごすようにしましょう。