クマ取り
表ハムラ法

INDEX
老け見えの一因となる「黒クマ」を解消する美容外科手術「表ハムラ法」を解説。裏はムラ法、脱脂の違いや、表ハムラ方がおすすめの人、メリット・デメリットもご紹介します。
ABOUT
表ハムラ法とは

目の下の膨らみによってできる「影」が老けた印象を与える「黒クマ」。この黒クマを解消する美容外科手術の1つに「表ハムラ法」があげられます。
表ハムラ法は下まつ毛の際に沿って皮膚を切開し、余分な皮膚や筋肉、脂肪を調整することで、目の下のくぼみや膨らみを滑らかに整えます。

表ハムラ法の施術方法

表ハムラ法では、まず下まつ毛の際に沿って皮膚を切開します。この切開は、まつ毛の生え際に自然に溶け込む位置に行うため、術後の傷跡が目立ちにくくなります。
切開後、目の下の膨らみの原因となる眼窩脂肪を取り出し、その脂肪をくぼんでいる部分に移動させます。膨らみを抑えると同時にくぼみを埋めることで、目元全体が滑らかで自然な仕上がりになります。
また、必要に応じて余分な皮膚や筋肉を切除し、目元を引き締めます。最後に、切開部分を傷跡ができるだけ目立たないように細心の注意を払って縫合します。
皮膚や筋肉を調整することで、目の下のたるみやシワを改善し、若々しい印象の目元を作ります。
MERIT
表ハムラ法の
メリット・効果
表ハムラ法にはおもに3つのメリットがあります。

目の下の膨らみとくぼみを同時に改善できる
表ハムラ法では、目の下にあるふくらみとくぼみを同時に解消し、滑らかな目元を作り上げることが可能です。
膨らみやくぼみを一度に改善できるため、目元全体を自然で若々しい印象に整えます。
皮膚のたるみやシワを除去できる
表ハムラ法では、切開による施術で、目の下の余分な皮膚や筋肉を同時に取り除くことができます。特にたるみが目立つ方の場合、余分な皮膚を切除して引き締めることで、目元全体のハリを取り戻し、より若々しい印象を得ることができます。
シワが深い方の場合も、表ハムラ法を用いることで改善が期待でき、全体的にスッキリとした目元が実現できます。
自然な仕上がりと長期的な効果が期待できる
表ハムラ法では、血流を維持したまま眼窩脂肪をくぼみ部分に移動させるため、脂肪が生着しやすく、長期間にわたる安定した効果が期待できます。
また、脂肪の量や配置を細かく調整することで、一人ひとりの顔のバランスや希望に合わせた仕上がりを目指すことができます。
RISK
表ハムラ法の
リスク・副作用
メリットの多い表ハムラ法ですが、施術によるリスクや副作用についてもチェックしておきましょう。

傷跡が残る可能性がある
表ハムラ法は、下まつ毛の生え際に沿って切開を行うため、術後に傷跡が残る可能性があります。切開ラインは非常に細く、自然で目立ちにくい位置に設けられますが、その傷跡が完全に消えるわけではありません。
ただし、目の周囲は傷がきれいに治りやすい部位であるため、時間がたてばほとんど目立たなくなります。
ダウンタイムがやや長い
表ハムラ法の術後は、腫れや内出血が生じる可能性があります。このため、日常生活への復帰には1〜2週間程度のダウンタイムが必要となります。
腫れは術後数日間がピークで、その後徐々に引いていきます。内出血がある場合でも、軽めのメイクでカバーすることができますが、完全に引くまでには個人差があり、数週間かかることもあります。
もしダウンタイム中に気になることがあれば、すぐに施術を受けた医院に相談しましょう。
外反のリスク
皮膚を過度に切除してしまうと、「あっかんべー」の状態のように下まぶたが外側に引っ張られて白目が多く見える「外反」の状態になるリスクがあります。
この状態は、見た目だけでなく、目の乾燥や異物感などの機能的な問題を引き起こす可能性もあります。
当院では、外反のリスクを最小限に抑えるために、経験豊富な医師が施術を担当し、皮膚の切除量や縫合のテンションを綿密に計算しています。
COLUMN
裏ハムラ法、
脱脂との違い
目の下の黒クマやたるみに悩む人がよく検討している美容施術として、表ハムラ法以外に「裏ハムラ法」、「脱脂(経結膜脱脂術)」が挙げられます。
これらの施術はそれぞれアプローチ方法や効果に違いがあります。それぞれの施術に向いている人、メリット・デメリットも確認しておきましょう。
裏ハムラ法

そもそもハムラ法とはアメリカの形成外科医であるHamra(ハムラ)医師が考案した施術で、表側(皮膚表面)からアプローチする「表ハムラ法」と、下まぶたの裏側からアプローチする「裏ハムラ法」という施術方法があります。
裏ハムラ法は、下まぶたの裏側(結膜側)を切開し、脂肪を再配置することで目の下のクマや膨らみを改善します。
皮膚表面に傷跡が残らず、ダウンタイムが短い点が大きなメリットです。ただし、皮膚のシワやたるみにはアプローチできないため、皮膚にたるみが少ない方に向いています。
脱脂(経結膜脱脂術)

経結膜脱脂術は「脱脂」とも呼ばれ、その名の通り、眼窩脂肪を取り除く施術です。目の下の膨らみをなくすことで若々しい印象の目元に導きます。
裏ハムラ法と同じく下まぶたの裏側(結膜側)から脂肪を取り除くため、皮膚に切開の傷跡が残りません。
また、30代~40代で皮膚のたるみが少ない方でも、目元の脂肪が多い状態が長年続くことで目元の皮膚が伸びてしまうため、将来の目元のたるみを抑えたい方にもおすすめの手術です。 ただし、眼窩脂肪は一度取り除くと再生することはないため、左右差やくぼみができてしまうリスクもあります。

このため、脱脂手術をする場合は除去する脂肪量を適切に調整することや、必要な場合には脂肪注入を併用することのできる医師に依頼することが大切です。
当院では眼窩縁のくぼみがある場合は、必要に応じて脂肪除去後に脂肪注入を行っています。患者様一人ひとりの目元の状態やご希望に応じて、最適な方法をご提案しておりますので、どの施術が自分に合うかお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
RECOMMEND
表ハムラ法が
おすすめの方

目元に老けた印象や疲労感がある方
目の下の皮膚のたるみが強い方
目の下のクマを解消したい方
比較的高齢で、皮膚の弾力性が低下している方
目の下に黒いクマがあると年齢以上の印象を与えたり、疲れた印象になります。
表ハムラ法は眼窩脂肪の移動と余分な皮膚の切除を行うことで、この黒クマの原因となる目の下の膨らみや窪みを解消します。
また、術後は眉毛の下部が一部無くなるため、眉毛が細くなることがあります。元々眉毛が細い方や細さを気にしている方はあらかじめ注意が必要。
加えて、眉下切開は上瞼のたるみ改善を目的とするため、目元全体の印象を大きく変えることはできません。このような懸念点も留意しておくようにしましょう。
NOT RECOMMEND
表ハムラ法が向いていない方
皮膚表面にできるだけ傷跡を残したくない方
涙袋の形状を維持したい方
ダウンタイムを短くしたいと考えている方
表ハムラ法の施術は皮膚表面を切開するため、見えるところに傷跡が残る可能性があります。
また、脂肪の移動とともに皮膚の膨らみやたるみを切除するため、もともとある涙袋の形状が変化してしまう場合があります。
さらにダウンタイムは1週間〜2週間かかるため、術後の期間を長く取れない方にはあまりおすすめできません。
FEATURE
当院の表ハムラ法
の特徴
安心して施術に臨んでいただけるよう、術後のケアまでサポートいたしますので、ご不明点があればいつでもお尋ねください。
経験豊富な医師が施術を担当
当院では、クマ取り手術の経験が豊富な医師が施術を担当します。
これまで多くの症例を手掛けてきた経験豊富な医師が、一人ひとりの目元の状態や悩みに寄り添った最適な治療プランを提案します。
細部にまでこだわった施術で自然で美しい目元を実現し、理想に応える結果を目指します。また、カウンセリングでは、不安や疑問にも丁寧にお答えし、納得いただいた上で施術を進めさせていただきます。
痛みや不安に配慮した施術
安心して施術を受けられるよう、痛みや不安にも配慮しています。局所麻酔を使用することで、施術箇所に直接作用し、痛みをしっかりと遮断します。極細の針を使用しているため、麻酔を施す際の不快感を最小限に抑えることができます。
万全のアフターケア体制
当院では、施術後のアフターケアにも力を入れています。術後の腫れや内出血を抑えるケア方法や、日常生活で気を付けるべきポイントについても丁寧に説明しています。
また、必要に応じて施術後の経過観察を行い、万が一気になる点があればすぐに対応できる体制を整えています。
FLOW
当院の表ハムラ法
の流れ

カウンセリングと診察
まずはカウンセリングと診察で悩みや希望を聞き取り、目元の状態を詳しくチェックします。その上で、表ハムラ法が適しているかどうかを説明し、最適な治療プランを提案します。
手術当日の準備と麻酔
手術当日は、施術箇所のデザインを行うところからスタートします。まつ毛のすぐ下に沿って切開ラインを決め、丁寧に確認を行います。その後、局所麻酔を施し、痛みを最小限に抑えながら施術を行います。不安を感じやすい方やリラックスして受けたい方には、笑気麻酔を併用することも可能です。
手術後のケアと過ごし方
施術後は、必要に応じて下まぶたの腫れを抑えるためにクーリングを行います。術後約1週間後には抜糸を行い、その後は日常生活に徐々に戻ることが可能です。
ATTRACTIVE
表ハムラ法ダウンタイムの過ごし方
術後のメイクは手術部位を避ければ当日から可能です。ただし目元の皮膚はデリケートな状態のため、様子を見ながら少しずつ始めるようにしてください。
コンタクトレンズの使用は術後1週間ほど控えることをおすすめします。
洗顔やシャワーは当日からOKですが、手術部位が濡れないように注意してください。
また、運動や飲酒、長時間の入浴は術後1週間ほど控えるようにしましょう。


FUTURE
自分に合った医院選びで
理想の目元を実現しよう
表ハムラ法をはじめ、目元のクマやたるみを改善して若々しさを取り戻す施術にはいくつか種類があります。
目元の状態と希望の仕上がりは一人ひとり異なるため、表ハムラ法に限らず複数のメニューを実施できる医師に依頼することが、失敗しないための重要なカギとなります。
当院では経験豊富な医師がカウンセリングから一人ひとりの目元の状態や希望に合わせて施術を計画し、自然で美しい仕上がりを実現することを大切にしています。
目元のクマでお悩みの方はぜひご相談ください。