二重整形
上まぶたの脂肪取り

INDEX
上まぶたが腫れぼったいと、二重が埋もれて見えたり、目元が重い印象になったりしがちです。
このような悩みを抱える方に有効な施術のひとつが、上まぶたの脂肪取りです。
本記事では、上まぶたの脂肪取りがおすすめな人やメリット・デメリット、上まぶたの脂肪取りの施術内容について解説します。
上まぶたの脂肪取りの際の注意点や疑問点についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
ABOUT
上まぶたの脂肪取りとは

上まぶたの脂肪取り(上眼瞼脱脂)は、まぶたの脂肪による腫れぼったさを解消し、目元をすっきりさせるための施術です。
二重術と同時に施術することで、よりくっきりとした二重まぶたを目指せます。
施術では、上まぶたを数ミリ切開し、眼球を保護する役割を持つ眼窩(がんか)脂肪と呼ばれる脂肪を取り除きます。
脂肪の除去により二重のラインがくっきりとし、目が大きく見える効果が期待できます。
一般的に施術時間は約15〜20分で完了し、抜糸の必要がないため通院が不要です。
RECOMMEND
上まぶたの脂肪取り
がおすすめの方
上まぶたの脂肪取りは、以下のような悩みを持つ人におすすめです。

目が腫れぼったい
まぶたがむくみやすい
二重のラインがはっきりしない
目つきが悪く見えるのを改善したい
上まぶたの脂肪取りをすることでまぶたの脂肪が薄くなり、腫れぼったさが軽減されて二重の線がくっきりとしやすくなります
二重術をしても脂肪で線が埋もれて見えづらく、目がぱっちりと見えないという悩みを持つ人にもおすすめです。
COLUMN
上まぶたの脂肪取りは
一重まぶたの人にも効果がある?
二重術と組み合わせることが多い上まぶたの脂肪取りですが、一重まぶたの人にも効果的です。
一重まぶたのまますっきりとした目元の印象にできます。また、まぶたの重みが軽減されるので、目の開きがよくなる効果が期待できます。
二重まぶたにせずに自然に印象を変えたいという人にもおすすめの施術です。
MERIT / DEMERIT
上まぶたの脂肪取りの
メリット・デメリット

上まぶたの脂肪取りのメリットとデメリットについてそれぞれ解説します。
施術で後悔しないためには、デメリットもしっかりと理解する必要があります。
上まぶたの脂肪取りで得られる4つのメリット
目元がぱっちりとした印象になる
目つきが優しくなる
まぶたのむくみが軽減される
アイプチが不要になり、毎日のメイクが楽になる
それぞれについて解説します。
目元がぱっちりとした印象になる
上まぶたの脂肪取りによりまぶたの腫れぼったさが解消され、目元がすっきりとします。
まつ毛の生え際が見えやすくなるので、目が大きくぱっちりとした印象を与えられます。
二重術をしても、上まぶたの脂肪が原因で目元がぱっちりしない場合にも効果的です。
目つきが優しくなる
上まぶたの脂肪取りで目をぱっちりとさせ、目つきをやさしい印象にできます。
腫れぼったい目元は目つきが悪く見られたり、不機嫌な印象を持たれたりすることがあります。また、人から眠そうな印象を持たれる悩みを持つ人もいます。
これらの悩みを改善し、第一印象をよくしたいという人にもおすすめです。
まぶたのむくみが軽減される
朝まぶたがむくみやすい人にも上まぶたの脂肪取りはおすすめです。
上まぶたの腫れぼったさの原因のひとつである眼窩脂肪は、水分をふくむと膨らむ性質があります。
朝まぶたがむくむ原因は、眼窩脂肪に水が溜まっていることが原因です。
眼窩脂肪そのものを除去することで、むくみを軽減できます。
アイプチが不要になり、毎日のメイクが楽になる
上まぶたの脂肪取りを行うことで二重のラインがはっきりし、アイプチやアイテープが不要になります。
毎日のメイク時間が短縮され、メイクの手間が減るので生活の質の改善にも繋がります。
また、アイプチによる皮膚への負担も軽減され、肌トラブルの予防にも効果的です。
上まぶたの脂肪取りで知っておくべきデメリット
上まぶたの脂肪取りで注意するべきデメリットは、主に以下の3点です。
ダウンタイムがある(腫れ・内出血)
効果がわかりにくいケースもある
施術後にたるみが生じる可能性がある
それぞれについて解説します。
ダウンタイムがある(腫れ・内出血)
術後に腫れや内出血が生じる可能性があります。
個人差はありますが、通常1〜2週間程度でこれらの症状は徐々に治まります。
傷跡が気になる場合は化粧でカバーすることが可能です。
効果がわかりにくいケースもある
上まぶたの厚みが皮膚のたるみや骨格による場合、脂肪取りだけでは十分な効果が得られないことがあります。
脂肪取りで効果が出るのかを知るために、自分の上まぶたの厚みの原因について医師に診断を受ける必要があります。
カウンセリングも受けて施術方針をしっかりと相談することが重要です。
施術後にたるみが生じる可能性がある
上まぶたの脂肪取りの際、脂肪を過度に取り除くと将来的にくぼみ目の原因となる可能性があります。
とくに加齢とともに眼窩脂肪が減少するため、若いうちに脂肪を取りすぎると加齢により目の上がくぼんで見えるリスクが高まります。
FLOW
上まぶたの脂肪取り
の施術方法
上まぶたの脂肪取りの施術の流れについて解説します。

施術のプロセスは一般的に以下の3ステップで、短時間で終了することが多いです。
診察・カウンセリング
医師によって上まぶたの状態を診察し、既往歴などについて問診します。上まぶたの厚みが眼窩脂肪の場合は施術が可能です。
その後、カウンセリングで要望に合わせた仕上がりイメージを提案します。
局所麻酔
まぶたの表と裏に局所麻酔の注射を打ちます。
切開
上まぶたを数ミリ切開し、余分な脂肪を取り出します。施術は基本的に15分程度で終わり、施術当日に帰宅できます。
抜糸の必要は無いので、通院の必要もありません。
DOWNTIME
完成までのダウンタイムと経過
目安としては、1か月で自然な仕上がりになることが一般的です。傷跡は数ミリで、2日〜1週間程度腫れや痛みが出ます。
1〜2週間ほど経つと腫れや痛みは徐々におさまっていきます。
COLUMN
上まぶたの脂肪取りの効果が出ない理由について

上まぶたの脂肪取りでは、人によって効果が出る場合と出ない場合に分かれます。
自分がどちらのケースなのか確実に知るためには、医師の診察を受ける必要があります。
上まぶたの脂肪取りの効果が出る人は?
上まぶたの脂肪取りで改善できるケースは、上まぶたの腫れぼったさの原因が眼窩脂肪である場合です。
眼窩脂肪とは眼球を保護し、衝撃を吸収する役割を持つ柔らかい脂肪組織です。外部からの衝撃を和らげるクッションの役割を果たします。
眼球と眼窩骨の間に存在し、上まぶたの眼窩脂肪は2つの区切られた袋の中に入っています。
2つの袋から眼窩脂肪を除去することで、上まぶたの厚みを軽減できます。
上まぶたの脂肪取りが効果が出ない人は?
上まぶたの脂肪取りは、すべての人に効果があるわけではありません。
以下のケースでは効果が現れないことがあるので、注意が必要です。
皮膚や筋肉の厚みが影響する場合
上まぶたの皮膚自体が厚い場合、脂肪を取り除くだけでは腫れぼったさが解消されません。
また、眼輪筋が発達して上まぶたが厚く見える場合も、脂肪除去によって効果が得られないでしょう。
眉下切開によって皮膚を切開したり、眼輪筋の切除をしたりするなどの施術が必要になることがあります。
骨格が影響する場合
骨格の構造が上まぶたの厚みに影響することがあります。
眉骨が突出している場合や、奥目(眼球が奥に位置している状態)の場合はまぶたが厚く見えやすくなります。
これは、骨格の形状によってまぶたの皮膚や組織が前方に押し出されるためです。
骨格が原因の場合、骨格そのものを調整する施術が必要なケースがあり、施術の際に慎重な判断が必要になります。
眼瞼下垂が原因の場合
眼瞼下垂とは、まぶたを引き上げる筋肉の機能低下により、まぶたが下がってしまう状態です。
この場合、脂肪を取り除くだけでは根本的な解決にならず、眼瞼下垂の手術が必要となります。
上まぶたの脂肪取りが効果あるタイプか見極める方法について
目の下を押して上まぶたが膨らむかどうかで、上まぶたの脂肪取りが効果的かどうかセルフチェックできます。
目の下を押して、目の上の目尻側がぷくっと膨らむ様子があれば眼窩脂肪が原因であることが多いです。膨らまない場合は皮膚の厚みなどが原因の可能性があります。
しかし、あくまでセルフチェックなので、施術を考える際は医師の診察を受けましょう。

FUTURE
上まぶたの脂肪取りで
理想の目元を手に入れるために
上まぶたの脂肪取り(上眼瞼脱脂)は、まぶたの腫れぼったさを解消し、目元をすっきりとさせる効果が期待できます。
二重術と組み合わせることで、よりくっきりとした二重まぶたを目指すことも可能です。
施術にはメリットがある一方で、ダウンタイムやリスクも伴うため、事前に十分な情報収集とカウンセリングが重要です。
まぶたの厚みの原因によっては、脂肪取りだけでは効果が得られないケースもあります。
信頼できる医師と相談し、上まぶたの厚みの原因を知ったうえで最適な施術方法を選びましょう。
FAQ
上まぶたの脂肪取り
に関する質問
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上まぶたの脂肪取りはバレる?
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上まぶたの脂肪取りは、一般的に二重術と比べてばれにくいです。
上まぶたの脂肪取りの施術後は、数日むくんだり内出血したりする場合があります。
しかし、赤みが出ても化粧で隠せる程度の傷跡であることがほとんどです。
また、上まぶたの脂肪取り単体での施術の場合、二重術と比べて目元の印象が大幅に変わることは無いので、周囲に施術したことがばれる心配は少ないといえます。
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上まぶたの脂肪取りだけで二重になる?
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一重まぶたの人が上まぶたの脂肪取りだけをする場合、二重になる可能性は低いです。
しかし、一重の人でも上まぶたをすっきりとした印象にすることはできます。
また、奥二重の人で上まぶたの脂肪が覆いかぶさっている場合は、二重の線がくっきりする可能性があります。
もし一重の人が二重にしたい場合、上まぶたの脂肪取りと二重術を組み合わせることでぱっちりとした二重を目指せます。
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上まぶたの脂肪取りは自力でできる?マッサージやセルフケアの効果
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上まぶたの脂肪取りは動画やネットの記事などで紹介されている場合がありますが、効果はあまりないと考えた方がよいでしょう。
また、間違ったマッサージは摩擦などにより目元のたるみの原因になることもあります。
自己流のマッサージやセルフケアは症状を悪化させる可能性もあるので、注意が必要です。