二重整形
目頭切開

INDEX
目を大きくしたい方におすすめの「目頭切開」。目頭のわずかな調整で、印象的な目元を形成できる美容整形です。ただし、すべての方が最適な効果を得られるわけではありません。本記事では目頭切開のメリットとデメリットを解説。術後後悔しないためのポイントも紹介します。
ABOUT
目頭切開とは

目頭切開とは、目頭付近にある蒙古ひだを取り除き、目頭の内側にある涙丘(ピンク色の部分)や白目を見せることで目を大きく見せたり、左右の目のバランスを整えたりする施術です。
蒙古ひだがあると目が小さく見えて平面的な顔立ちになりがちですが、目頭切開を行うことで目元全体が華やかな印象になります。目と目の間の距離が狭くなるので離れ目にお悩みの方にもおすすめ。
埋没二重術だけでは理想の二重ラインを形成できない方でも目頭切開を併用することで、抜け感のある二重瞼を手に入れることができます。平行型二重にしたい方にも適した美容整形です。
蒙古ひだについて
蒙古ひだとは目頭付近にある皮膚のことで、日本人をはじめ東洋人に多くみられます。蒙古ひだが目立つと、二重ラインや白目部分が隠れてしまい、目が小さく見えたりきつい印象を与えてしまったりします。
蒙古ひだがある目元は丸みがあってかわいらしいですが、幼く見えてしまうのも特徴。蒙古ひだをなくして涙丘を露出させることで、シャープで垢抜けた印象を演出することができます。

90%以上涙丘が見える
蒙古ひだが少なく、涙丘がはっきりと見える目元は、西洋人に多いタイプ。平行型二重を形成しやすい目元になります。一方で末広型二重は形成しにくいのが特徴。
50~80%涙丘が見える
蒙古ひだがややあり、涙丘が少し見える目元は日本人に最も多いタイプ。末広型二重を形成しやすいのが特徴です。ただし、幅の広い平行型二重を希望する場合は埋没二重術だけでは難しく、目頭切開が必要になる場合があります。
0~40%涙丘が見える
蒙古ひだが目立ち、涙丘が見えない目元は、目が小さく見えてしまう傾向にあります。末広型二重は形成しやすいものの、幅の広い平行型二重になると目頭切開が必要になるケースが多いです。
COLUMN
左右の目の黄金比

左右の目のバランスには、多くの人が美しいと感じる黄金比があります。目の横幅と目と目の間の距離が等しく、1:1:1の感覚になっていることとされ、1mm変わるだけでも印象が大きく変わります。
日本人の平均的な目と目の間の間隔は、30~34㎜程度とされており、30㎜以下だと寄り目がちに、40㎜を超えると離れ目の印象を与えます。
目頭切開を行うことで大きな目元を演出できるだけでなく、左右の目のバランスも整えられるのが美点。上記の基準には個人差があるものの、個性美を追求するうえでの指標となりそうです。
RECOMMEND
目頭切開が
おすすめな方

蒙古ひだが気になる
左右の目が離れている
目の横幅を広げてぱっちりと大きな目にしたい
平行型あるいは幅の広い二重にしたい
目頭切開で目の横幅を広げることで、目と目の間の距離が近くなり、シャープな印象を演出できます。また、蒙古ひだが張っている方はぱっちりとした平行型二重を形成しにくいため、目頭切開を併用するのも有効。強固な二重ラインが欲しい方にも適しています。
NOT RECOMMEND
目頭切開が
向ていない方

目と目の距離が近い
蒙古ひだが少ない
元々目と目の距離が近い方が目頭切開を行うと、目元のバランスが崩れる可能性があります。また、蒙古ひだがあまりない方も効果を期待できないだけでなく、涙丘が過剰に露出して不自然になる場合があります。自身での判断が難しい部分でもあるため、一度カウンセリングを受けて適切な判断を仰ぐのが賢明です。
POINT
目頭切開による効果
平行型二重や幅の広い二重が手に入る
目の横幅が広がり、クールな印象を与えられる
左右の目のバランスが整い、鼻筋の立体感も強調される
目頭切開で蒙古ひだを取り除くことで、目の横幅が広がり目力がUPするだけでなく、離れ目を解消できて顔全体のバランスも良くなります。埋没二重術では難しい平行型二重や幅の広い二重も形成でき、効果も半永久的なのがうれしいポイント。
なお、目頭切開は適切な施術を受ければ、術後の腫れや内出血のリスクを抑えられるのも魅力です。数mm程度の切開なので傷跡も目立ちにくいでしょう。

TREATMENTS
目頭切開の主な術式
W型

W型は、目頭の皮膚をW字のように切開して縫合する術式。横だけでなく縦方向にも変化をつけやすく、より平行型の二重に近づけられます。加えて、後戻りの可能性が少ないのもメリット。
一方で、傷の治りに少々時間を要するのが懸念点。一度取り除いた蒙古ひだを元の状態に戻すことも難しくなります。
Z型

Z型は、目頭部分をZ字のように切開し、皮膚を入れ替えるようにして縫合。目頭の皮膚を内側方向に開いて涙丘を露出させます。
微調整しやすく、より自然な仕上がりを期待できるのが強み。蒙古ひだの切除も最小限のため傷跡が目立ちにくく、W型と比較してダウンタイムが短いのもポイントです。
ただし、二重幅が狭いと平行型になりにくいため、より大きな変化をつけたい方には適しません。
三日月法
三日月法は、蒙古ひだを三日月状に切開して縫合します。元々蒙古ひだの覆いが少ない方に適しており、施術時間も短時間で済むのが特徴。
ただし、皮膚の拘縮が起き、ミミズ腫れのようなケロイドが残る場合があります。あわせて、後戻りしてしまうリスクも拭えないのがデメリット。
PRICE
目頭切開の施術費用
当院の目頭切開における施術メニューと料金は以下の通りです。

施術メニュー | 料金 |
---|---|
目頭切開 3mm | 110,000円(税込) |
目頭切開 4mm | 220,000円(税込) |
目頭切開 5mm | 330,000円(税込) |
当院の魅力
自然な仕上がり
短時間で優れた効果
最小限のダウンタイム
目頭切開は数mm単位の違いで印象を大きく変える施術です。
当院では患者様にとって満足のいく効果を得られるよう、
経験豊富な医師が顔全体のバランスを考慮し、一人ひとりに合わせたデザインを提案します。
また、適切な施術を行うことでダウンタイムは短く、
傷跡が目立たない自然な仕上がりを目指します。
術後のケアやサポートも徹底し、妥協のない美容医療の提供に努めます。
COUTION
目頭切開を
受ける際の注意点

【目頭切開における失敗例】
目と目の距離が近づきすぎる
傷跡が目立つ
効果を実感できない
周囲に整形がバレる
目頭切開は一般的にやり直しが困難です。やりすぎてしまうと不自然な仕上がりになり、周囲にバレやすくなったりダウンタイムが長引いたりする恐れがあります。万が一元に戻したい場合は、Z型の術式であれば比較的元の目元の状態に近づけられるので、失敗のリスクを考慮するならおすすめ。
また、まれに時間経過で切開部分が再癒着し、施術の効果が薄れてしまう場合があります。不安を最小限に抑えるためにも、医師としっかりヒアリングし、納得してから施術を受けるようにしましょう。
FLOW
目頭切開の
施術の流れ

カウンセリング
医師が目の状態を確認し、目頭切開が適切かどうかを確認します。希望する目の形や二重のバランスなどを綿密に話し合い、仕上がりのシミュレーションを行ったうえで術式を決定。施術におけるメリットだけでなくデメリットもここで理解しておきましょう。
麻酔
デザインの最終確認を行った後に局所麻酔を施し、麻酔がしっかり効いてから施術を行います。痛みや身体への負担を最小限に抑えるために、麻酔には極細の針を採用。希望に応じて笑気麻酔も使用できます。
施術
カウンセリング時のデザインに沿って目頭切開を行います。麻酔が効いているため施術中の痛みはほぼなし。術後はそのまま帰宅できます。
アフターケア
術後5~7日前後に抜糸を行います。時間経過とともに希望のデザインに近づくでしょう。心配なことや不明点があれば、速やかに医師に相談してください。
DOWN TIME
ダウンタイムについて
目頭切開のダウンタイムは個人差があるものの、術後2~3日程は痛みや熱感があり、1~2週間程の内出血や赤み、腫れが生じる可能性があります。いずれも時間経過とともに落ち着きますが、ダウンタイムを短縮するためにも、施術後は目元をむやみに触らない、飲酒や激しい運動など血行がよくなる行動を避け、安静に過ごすようにしましょう。
なお、自然な仕上がりになるのは術後2~3週間程、完成形に近づくのは3か月後~半年が目安とされています。

施術時間
約30~60分
洗顔
抜糸後より可能
(施術部位を避ければ当時から可能)
シャワー・入浴
抜糸後より可能
(施術部位を避ければ当時から可能)
メイク
抜糸後より可能
(施術部位を避ければ当時から可能)
コンタクト
抜糸後より可能
抜糸
施術後5~7日前後
ダウンタイム
5~7日前後で落ち着き、2~3週間程で自然な仕上がりになります
持続効果
半永久的
RISK
目頭切開の
術後のリスク

【目頭切開における失敗例】
内出血・赤み・腫れ
ケロイド状の傷
感染(化膿)
左右差の違和感
目頭切開は施術後しばらく内出血や赤み、腫れが続く傾向にあり、個人差はあるもののケロイド状の傷が長引く場合もあります。また、術後直後は目頭の切れ込みが目立ちすぎることがありますが、こちらは時間経過とともに馴染み、自然な仕上がりを目指せます。
なお、まれに感染を引き起こす危険性があるほか、元々の目の状態によっては効果が薄かったり、完全に左右対象にならなかったりするのも注意点。必要以上に恐れる必要はないものの、目頭切開におけるリスクも留意しておくようにしましょう。

FUTURE
目頭切開で一歩踏み出す
ぱっちり魅惑的な目元!
目の印象を大きく変える「目頭切開」について紹介しました。目を大きくしたい・平行型二重にしたい・離れ目を解消したい方には好適な施術です。
ただし、大きな変化が期待できるものは同時にリスクも伴うため、メリットだけでなくダウンタイムや傷跡などのデメリットも理解することが大切。信頼できるクリニックで適切な施術を受け、魅力的な目元を手に入れましょう。
FAQ
目頭切開に
関する質問
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目頭切開をしたら寄り目になる?
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場合によっては寄り目がちになる可能性があります。
目頭切開は蒙古ひだを取り除いて目を内側に大きくするため、切りすぎてしまうと寄り目が強調される場合があります。そのため、元々目と目の間の距離が近い方には適しません。医師が顔全体のバランスを考慮した際に、目頭切開が適切でないと判断するケースもあります。
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目頭切開は周りにバレる?
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傷跡が目立つ・不自然な仕上がりになる・目と目のバランスが悪くなるなどして、周囲にバレる可能性があります。
目頭切開は、切りすぎてしまうと不自然な仕上がりになるほか、元々目と目の間の距離が近い方が施術を行うと、顔全体のバランスが崩れるリスクがあります。
術後しばらくは傷跡が目立つ懸念点もあり、こうした違和感から周囲にバレてしまう可能性も0ではありません。抜糸までは糸が付いているためなるべく人前に出ないようにし、メイクが可能になればファンデーションやコンシーラーで隠したり、眼鏡でカバーしたりするとバレにくくなるでしょう。
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目頭切開の効果は持続する?
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基本的に効果は半永久的に持続します。
目頭切開は基本的に半永久的な効果が期待でき、後戻りする可能性が低い施術です。ただし、三日月法での施術は、時間経過とともに皮膚が再癒着してしまい効果が薄れる場合もあります。後戻りを極力避けたいなら、W型あるいはZ形の術式がおすすめ。事前のカウンセリングで医師とよく話し合うことが大切です。
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目頭切開と同時にできる手術は?
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埋没二重術・切開二重術・目尻切開などは同時に施術可能です。
目頭切開と同時に受けられる美容整形はいくつかあり、なかでも埋没二重術との併用が人気。組み合わせることで埋没法だけでは困難だった平行型二重も形成できるようになり、目元の印象を大きく変えることができます。
その他、切開二重術・目尻切開・眉下リフト・たれ目形成なども同時に受けることが可能。とはいえ適応しない場合もあるので、カウンセリングの際に医師に相談してみてください。