脂肪吸引
太もも 脂肪吸引

INDEX
太ももをスッキリ見せるために、脂肪吸引を検討している方もいることでしょう。本記事では、太ももの脂肪吸引の仕組みやメリット・デメリット、施術の流れなどを詳しく解説します。ダウンタイムや副作用、よくある疑問についてもわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
ABOUT
太ももの脂肪吸引とは

脂肪吸引とは、カニューレ(細い吸引管)を挿入し、皮下脂肪を直接除去することで太ももをスリムにする施術です。
太ももは脂肪がつきやすく、ダイエットをしてもなかなか細くなりにくい部位です。骨盤の歪みや姿勢の悪さが影響し、脂肪が蓄積しやすいケースもあります。また、長時間のデスクワークや運動不足によって血流が滞ると、老廃物がたまりやすくなり、むくみや脂肪の増加につながることも。
太ももの脂肪吸引はこうした脂肪を直接取り除き、スリムで引き締まった脚へと導きます。
RECOMMEND
太ももの脂肪吸引がおすすめな方
太ももの脂肪吸引は、以下のような方におすすめです
太ももの間に隙間を作りたい
太ももの外側の張り出しが気になる
下半身のボディラインをスッキリとさせたい
ダイエットをしても足周りが痩せにくい

COLUMN
太ももの脂肪吸引
が可能な部位
太ももの脂肪吸引では、部位ごとに吸引が可能です。内側・外側・前側・全周・ひざ上・お尻(臀部)に分けて、それぞれの特徴をまとめました。
①太もも内側
内ももに脂肪がついていると脚の隙間がなくなり、太く見えやすい。脚のラインをすっきりと見せられる。
②太もも外側
側の脂肪を除去することで、ウエストから太ももにかけてのラインが滑らかになり、脚全体が細長く見える効果が期待できる。
③太もも前側
脚のシルエットが引き締まり、細く見せる効果が期待できる。
④太もも全周(①〜③)
全体のバランスを整えたい方におすすめ。一度の施術で広範囲を吸引するため、ダウンタイムをまとめて済ませられる。
⑤ひざ上
膝周りが引き締まり、足首から太ももまでのラインがよりすっきりとした印象に。
⑥お尻(臀部)
下臀部(お尻の下側)の脂肪を適度に除去することで、脚が長く見える効果が期待できる。
DOWNTIME
太ももの脂肪吸引
のダウンタイム
術後に起こる可能性のあるダウンタイムも理解しておくことが大切です。術後の回復をスムーズにするために、リスクについて把握しておきましょう。
痛み
脂肪吸引後に筋肉痛のような痛みが出ることがある。
対処法:処方された鎮痛剤を服用する。
むくみ
吸引後の空洞を埋めるために体内の水分が一時的に溜まり、むくみが生じる。
対処法:時間の経過とともに解消される。
腫れ
術後すぐに腫れが始まり、2〜3日後にピークを迎える。
対処法:圧迫固定を適切に行う。
かゆみ
術後3日〜1週間ほどの間に、施術部位に痒みが生じることがある。
対処法:保湿クリームを塗る。
内出血
術後数日以内に現れ、約1週間後にピークを迎える。
対処法:時間の経過とともに吸収される。
しびれ・違和感
一時的にピリピリとしたしびれや違和感を感じる場合がある。
対処法:時間の経過とともに治まる。
拘縮(つっぱり感・凹凸)
施術部位に皮膚のつっぱりや凹凸を感じることがある。
対処法:時間の経過とともに吸収される。
SIDE EFFECT
太ももの
脂肪吸引の副作用
太ももの脂肪吸引では、ごくまれに以下のような副作用が起こることもあります。少しでも不安を感じたら、医療機関を受診しましょう。
感染症
腫れ・熱感・赤み・膿が見られることがある。
色素沈着
皮膚が茶色っぽくくすむ色素沈着が生じることがある。
脂肪塞栓症
施術中に細かくなった脂肪が血管内に流れ込み、血管を詰まらせてしまうことがある。
アレルギー・ショック症状
施術の際に使用する麻酔や薬剤に対してアレルギー反応を示すことがある。
FLOW
太ももの
脂肪吸引の流れ
太ももの脂肪吸引の流れは以下の通りです。

1. に医師とのカウンセリングを行い、太もものどの部位を吸引するか、仕上がりの希望などを相談します。
カウンセリングでは、施術の詳細やリスク、術後のダウンタイムについてもしっかりと説明を受けましょう。太ももの脂肪のつき方には個人差があるため、実際に医師が触診し、最適な吸引範囲と適切な吸引量を決定します。
納得できた場合は施術に関する同意書にサインをして、手術日やアフターケアの日程を決めていきます。
血液検査
施術を受ける前に、血液検査を行います。麻酔が問題なく使用できるのか、貧血やアレルギーの有無を確認するために必要な検査です。
血液検査の結果が出るまで2〜3日かかるため、手術日は検査結果が確認された後に確定します。また、このタイミングで圧迫固定に使用するガーメント(着圧スーツ)のサイズ測定や、術後の過ごし方について説明を受ける場合が多いです。
デザイン
施術当日は、まず体調の確認を行い、専用の手術着に着替えます。施術前の状態を記録するために太もものサイズ測定を行い、術後の変化を比較するための写真を撮影します。
その後、医師が施術部位をデザインし、マーキングを行います。太ももの脂肪吸引では全体のバランスが重要になるため、脚のラインが美しく整うように計画的に吸引範囲を決めていきます。
施術(脂肪吸引)
施術台に移動し、静脈麻酔を投与します。意識がなくなった状態で施術を行うため、痛みを感じることはありません。
麻酔が効いた後、太ももの脂肪を吸引する箇所に局所麻酔を施し、小さな切開を加えます。そこにスキンプロテクターを装着し、カニューレを挿入して脂肪を吸引していく流れです。
脂肪の吸引が終わったら、余分な麻酔液を排出するためのドレーンを装着して、施術は終了となります。
アフターフォロー
施術後は、施術部位をしっかりと圧迫固定し、リカバリールームで休憩します。
麻酔の影響で体が冷えやすくなるため、温かい環境の中で回復を待ちます。血圧や心拍数を測定し、体調に問題がないことを確認した後、帰宅の準備をします。
帰宅後の過ごし方や、ダウンタイムの注意点についても詳しく説明を受けるため、指示をしっかり守ることが重要です。
MERIT
太ももの脂肪吸引
のメリット
太ももの脂肪吸引のメリットは以下の通りです。

短期間で効果を得られる
リバウンドしにくくなる
部分痩せが可能
短期間で効果を得られる
太ももは脂肪がつきやすく、一度太くなるとダイエットでは細くしにくい部位です。しかし脂肪吸引なら、余分な脂肪を直接取り除けるので、施術後に細くなった変化を感じることができます。
腫れやむくみが落ち着くまでには時間がかかりますが、術後1〜2週間ほどでサイズダウンを実感し始め、3ヶ月ほどで最終的な仕上がりに近づいていきます。短期間で確実に脚を細くしたい方には、大きなメリットといえるでしょう。
リバウンドしにくくなる
一般的なダイエットでは、脂肪細胞の数は変わらず、細胞のサイズが小さくなるだけです。そのため、生活習慣が乱れると再び脂肪細胞が大きくなり、リバウンドのリスクがあります。
一方、脂肪吸引は脂肪細胞そのものを除去するため、施術部位の脂肪が増えにくくなることが特徴。もちろん食生活が極端に乱れると体全体の脂肪は増えますが、施術を受けた部位はリバウンドしにくいというメリットがあります。
部分痩せが可能
ダイエットや運動では特定の部位だけを細くすることは難しく、脂肪が全体的に落ちてしまうことがほとんどです。しかし脂肪吸引なら、太ももの 内側・外側・前側・全周など、気になる部位だけをピンポイントで細くできます。
DEMERIT
太ももの脂肪吸引
のデメリット

太ももの脂肪吸引を受ける前に、メリットだけでなくデメリットも押さえておきましょう。太ももの脂肪吸引におけるデメリットは以下の通りです。
ダウンタイムが長い
内出血やむくみが出やすい
費用が高額になりやすい
ダウンタイムが長い
太ももは広範囲の脂肪を吸引するため、術後の腫れやむくみが強く出やすく、ダウンタイムが長くなりやすい部位です。
痛みのピークは術後2〜3日目で、その後1〜2週間をかけて徐々に落ち着いていきますが、完全にむくみや拘縮が引くまでには1〜3ヶ月以上かかることがあります。日常生活に大きな支障が出るわけではありませんが、長期間の回復期間を考慮したスケジュール調整が必要です。
内出血やむくみが出やすい
太ももの脂肪吸引では、施術後に内出血やむくみが出ることが一般的です。特に太ももは重力の影響を受けやすいため、術後しばらくは膝や足首に向かってむくみが移動し、脚全体が腫れぼったく見えることがあります。
費用が高額になりやすい
太ももの脂肪吸引は施術範囲が広く、吸引量が多くなりやすいです。そのため、他の部位よりも料金が高くなる傾向にあります。
クリニックによって料金は異なりますが、太ももの全部位を脂肪吸引しようとすると、100万円以上かかることが一般的。施術部位が増えると費用が上がるため、予算と仕上がりの希望を照らし合わせながら、慎重に選ぶ必要があります。
TREATMENT
太ももの脂肪吸引
の施術内容

脂肪吸引や引き締め施術には、それぞれ特徴や適した用途があります。脂肪をしっかり除去しつつ引き締めも両立したいならベイザーやLSSA、たるみを解消したいならエンブレイス/モフィウスの併用が最適です。自分の目的やライフスタイルに合わせて、適切な施術を選びましょう!
ベイザー脂肪吸引(VASER)
高精度な脂肪吸引で理想のボディラインへ
ベイザー脂肪吸引は、超音波を利用して脂肪を乳化し、吸引する施術です。従来の脂肪吸引に比べ、脂肪細胞を分解しやすくするため、周囲の組織を傷つけることなくスムーズに吸引できます。そのため、体への負担が少なく、仕上がりが滑らかなのが特徴です。
エルサ(LSSA)
超音波で細かい部分までアプローチ
エンブレイスRFとモフィウス8は、高周波(RF:ラジオ波)を利用した皮膚の引き締め治療です。脂肪を直接吸引するのではなく、たるんだ皮膚を引き締めることを目的としています。
エンブレイス / モフィウス(Embrace RF / Morpheus 8)
高周波で肌を引き締める新技術
エンブレイスRFとモフィウス8は、高周波(RF:ラジオ波)を利用した皮膚の引き締め治療です。脂肪を直接吸引するのではなく、たるんだ皮膚を引き締めることを目的としています。
特に、エンブレイスRFは顔やボディの引き締めに適しており、モフィウス8はマイクロニードル(極細針)を併用し、肌の深部に高周波を届けることでリフトアップ効果を最大化します。

FUTURE
太ももの脂肪吸引で
理想のボディラインを手に入れよう
太ももの脂肪吸引について解説しました。脂肪吸引では、太ももの脂肪を直接取り除くことで、足のラインをシャープに整えられます。ダイエットでは落としにくい脂肪にもアプローチでき、リバウンドのリスクが少ないことも特徴です。
一方で施術後はダウンタイムがあり、腫れやむくみが生じる期間があることを理解しておきましょう。また、施術の仕上がりは医師の技術力によって大きく変わるため、クリニック選びも慎重に行う必要があります。
施術を検討する際はカウンセリングでしっかりと相談し、希望する仕上がりのイメージを明確にしておきましょう。
FAQ
太ももの脂肪吸引に
関する質問
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太ももの脂肪吸引をした後は歩けない?
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当日から歩くことは可能ですが、吸引部位の痛みや圧迫固定の影響で歩きづらさを感じることもあります。不安な場合は、タクシーなどを利用して帰宅するとよいでしょう。
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太ももの脂肪吸引を内側だけできる?
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内側だけの脂肪吸引も可能です。太ももの脂肪吸引では、内側・外側・前側・全周など、希望する部位を選んで施術を受けられます。
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太ももの脂肪吸引で後悔しないためには?
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「仕上がりがイメージと違った」「思ったよりも変化がなかった」などの後悔を防ぐために、以下のポイントを意識しましょう。
- 信頼できるクリニックを選ぶ
- 経験豊富な医師を選ぶ
- 仕上がりのイメージを明確に伝える
- 事前に情報収集を行う