脂肪吸引
ふくらはぎ 脂肪吸引

INDEX
ふくらはぎの脂肪吸引について解説します。ふくらはぎは、脚の印象を大きく左右する部位のひとつ。ふくらはぎの脂肪吸引は、「思うように足が細くならない」「ダイエットの効果が実感できない」といった方におすすめです。本記事では、ふくらはぎの脂肪吸引の仕組みやメリット・デメリット、施術の流れについて詳しく解説します。
ABOUT
ふくらはぎの脂肪吸引とは

ふくらはぎの脂肪吸引は、カニューレと呼ばれる細い管を挿入し、余分な脂肪を吸引することで脚を細くする施術です。ダイエットでは脂肪細胞のサイズを小さくすることはできても、数そのものを減らすことはできません。しかし、脂肪吸引なら脂肪細胞自体を取り除くため、リバウンドしにくいのが特徴です。
ふくらはぎの脂肪吸引では、脚の形を考慮しながらバランスよく脂肪を除去することで、自然な仕上がりを目指します。吸引する量が多すぎると皮膚のたるみや凹凸ができる原因となるため、適切な吸引量を見極めることが大切です。
RECOMMEND
ふくらはぎの脂肪吸引がおすすめな方
ふくらはぎの脂肪吸引は、以下のような方におすすめです
短期間で綺麗なふくらはぎにしたい
ほっそりとしたふくらはぎにしたい
脚のラインを綺麗にしたい
ダイエットをしてもふくらはぎだけ張り出している
ショートパンツやスカートなどのファッションを楽しみたい

COLUMN
ふくらはぎの脂肪吸引が可能な部位
ふくらはぎの脂肪吸引では、後ろ側、横側、全周など、部位ごとに吸引が可能です。複数の部位を組み合わせて施術を行う場合や、どの程度の量を吸引するかなど、ベストな方法は脂肪のつき方などによって個々人で異なるので、カウンセリングの際によく相談してみましょう。

DOWNTIME
ふくらはぎの脂肪吸引
のダウンタイム
術後の回復をスムーズにするために、ふくらはぎの脂肪吸引のダウンタイムについて把握しておきましょう。
痛み
脂肪吸引後に筋肉痛のような痛みが出ることがある。
対処法:処方された鎮痛剤を服用する。
むくみ
吸引後の空洞を埋めるために体内の水分が一時的に溜まり、むくみが生じる。
対処法:時間の経過とともに解消される。
腫れ
術後すぐに腫れが始まり、2〜3日後にピークを迎える。
対処法:圧迫固定を適切に行う。
かゆみ
術後3日〜1週間ほどの間に、施術部位に痒みが生じることがある。
対処法:保湿クリームを塗る。
内出血
術後数日以内に現れ、約1週間後にピークを迎える。
対処法:時間の経過とともに吸収される。
しびれ・違和感
一時的にピリピリとしたしびれや違和感を感じる場合がある。
対処法:時間の経過とともに治まる。
拘縮(つっぱり感・凹凸)
施術部位に皮膚のつっぱりや凹凸を感じることがある。
対処法:時間の経過とともに吸収される。
SIDE EFFECT
ふくらはぎの
脂肪吸引の副作用
また、ふくらはぎの脂肪吸引では、ごくまれに以下のような副作用が起こることもあります。少しでも不安を感じたら、医療機関を受診しましょう。
感染症
腫れ・熱感・赤み・膿が見られることがある。
色素沈着
皮膚が茶色っぽくくすむ色素沈着が生じることがある。
脂肪塞栓症
施術中に細かくなった脂肪が血管内に流れ込み、血管を詰まらせてしまうことがある。
アレルギー・ショック症状
施術の際に使用する麻酔や薬剤に対してアレルギー反応を示すことがある。
FLOW
ふくらはぎの
脂肪吸引の流れ
ふくらはぎの脂肪吸引は、カウンセリングからアフターフォローまでのステップで行われます。事前に流れを把握しておきましょう。ふくらはぎの脂肪吸引の流れは以下の通りです。

カウンセリング
まずは医師とカウンセリングを行い、気になる部分や仕上がりの希望をヒアリングが行われます。
施術の詳細やリスク、ダウンタイムの長さなどについて詳しく説明を受け、実際に脚の状態を確認して脂肪のつき方や皮膚の弾力を考慮しながら、施術プランを相談しましょう
内容に納得できたら同意書にサインをして、手術日や術後の診察スケジュールを決定します。
測定・撮影・デザイン
施術当日は、まず看護師が体調を確認し、専用の手術着に着替えます。その後、施術前の状態を記録するためにサイズ測定と写真撮影を実施。元の状態を撮影しておくことで、術後の変化を確認しやすくするためのものです。
次に医師が施術部位をデザインし、マーキングを行います。脚のラインが美しく見えるよう、バランスを考慮しながら吸引量や吸引範囲が決定される流れです。
施術(脂肪吸引)
手術台に移動し、静脈麻酔を投与します。完全に眠った状態で施術を進めるため、痛みを感じることはありません。
麻酔が効いた後、カニューレを挿入するために小さな切開を行い、ふくらはぎの余分な脂肪を吸引していきます。脂肪の吸引が終わったら、余分な麻酔液を排出するためのドレーンを装着して施術完了です。
アフターフォロー
施術後は看護師による圧迫固定が行われ、その後リカバリールームで休憩します。
麻酔の影響で体が冷えやすくなるため、温かい環境で回復を待ちましょう。血圧や心拍数を測定し、体調に問題がないことを確認した後に帰宅の準備をします。
アフターフォローで帰宅後の過ごし方やダウンタイムの注意点について詳しく説明を受けるため、指示をしっかり守るようにしましょう。
MERIT
ふくらはぎの脂肪吸引
のメリット
ふくらはぎの脂肪吸引のメリットは以下の通りです。

短期間で脚のラインが整う
リバウンドしにくい
ファッションの幅が広がる
短期間で脚のラインが整う
ふくらはぎの脂肪吸引は、短期間で脚全体のシルエットを美しくできる施術です。運動や食事制限では落としにくい脂肪を直接吸引し、理想のラインに近づけられます。脂肪の付き方には個人差があるため、自分の理想に近づけるように医師と相談しながら施術範囲を決めることがポイントです。
リバウンドしにくい
通常のダイエットでは、脂肪細胞のサイズは小さくなるものの、数そのものは減りません。食生活が乱れるとすぐにリバウンドしてしまいます。
一方、脂肪吸引は脂肪細胞自体を減少させるので、吸引した部位の脂肪が増えにくくなります。適度な食事管理と運動を続ければ、長期間にわたって細い状態をキープしやすくなるのが特徴です。
ファッションの幅が広がる
ふくらはぎが細くなることで、ブーツやスキニーなど、脚のラインが出る服をより堂々と着こなせるようになります。「ふくらはぎが気になる」と感じているようなデザインのファッションも自信を持って選べるようになり、おしゃれの幅が広がるのも大きな魅力です。
DEMERIT
ふくらはぎの脂肪吸引
のデメリット

メリットも多い脂肪吸引ですが、いくつかデメリットもあります。以下のポイントには注意しましょう。
思うような効果を得られないことがある
副作用のリスクがある
思うような効果を得られないことがある
脂肪吸引は脂肪が原因で太く見えているケースには効果的ですが、筋肉が発達している場合には、思ったほどの変化が得られないことがあります。
特に、スポーツ経験がある方や、日常的に歩く時間が長い方などは、脂肪よりも筋肉の影響でふくらはぎが太く見えている可能性も。このような場合、脂肪吸引だけでは理想の細さにならず、ボトックス注射など他の施術を併用する必要があるかもしれません。
施術前にしっかりとカウンセリングを受け、自分のふくらはぎの太さの原因を見極めることが大切です。
副作用のリスクがある
先述の通り、副作用のリスクがあることも押さえておきましょう。ふくらはぎには神経が多く通っているため、しびれや違和感が起こる可能性があります。また、まれなケースではあるものの、感染症や酷い内出血が起こる可能性も。アフターフォローの際にしっかりと内容を聞いて、術後のケアを徹底しましょう。
TREATMENT
ふくらはぎの脂肪吸引
の施術内容

脂肪吸引や引き締め施術には、それぞれ特徴や適した用途があります。脂肪をしっかり除去しつつ引き締めも両立したいならベイザーやLSSA、たるみを解消したいならエンブレイス/モフィウスの併用が最適です。自分の目的やライフスタイルに合わせて、適切な施術を選びましょう!
ベイザー脂肪吸引(VASER)
高精度な脂肪吸引で理想のボディラインへ
ベイザー脂肪吸引は、超音波を利用して脂肪を乳化し、吸引する施術です。従来の脂肪吸引に比べ、脂肪細胞を分解しやすくするため、周囲の組織を傷つけることなくスムーズに吸引できます。そのため、体への負担が少なく、仕上がりが滑らかなのが特徴です。
エルサ(LSSA)
超音波で細かい部分までアプローチ
LSSA(エルサ)は超音波機器を活用した、韓国発の施術方法です。ベイザーとほとんど同じクオリティの効果が期待でき、極細のプローブを使用できるのが特徴。
エンブレイス / モフィウス(Embrace RF / Morpheus 8)
高周波で肌を引き締める新技術
エンブレイスRFとモフィウス8は、高周波(RF:ラジオ波)を利用した皮膚の引き締め治療です。脂肪を直接吸引するのではなく、たるんだ皮膚を引き締めることを目的としています。 特に、エンブレイスRFは顔やボディの引き締めに適しており、モフィウス8はマイクロニードル(極細針)を併用し、肌の深部に高周波を届けることでリフトアップ効果を最大化します。

FUTURE
ふくらはぎの脂肪吸引で
理想のボディラインを手に入れよう
ふくらはぎの脂肪吸引は、スラっとした美脚を目指したい方に適した施術です。ダイエットでは落としにくい脂肪を直接除去することで、短期間でふくらはぎを細くできます。 また、脚が細くなることでファッションの幅が広がるというメリットも。一方、術後は腫れやむくみが生じるため、ダウンタイムのケアが必要な点には注意しましょう。施術前にしっかりとカウンセリングを受け、自分に合ったクリニックを選ぶことが大切です。
FAQ
ふくらはぎの脂肪吸引
に関する質問
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ふくらはぎの脂肪吸引の値段はどのくらい?
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クリニックによって金額に差はあるものの、おおよそ20〜30万円程度です。脂肪吸引の中では比較的範囲が狭く、他の部位と比べるとリーズナブルに受けられます。ただし、術後のケアなどで別途費用がかかる場合もあるため、事前にトータルコストを確認しておくようにしましょう。クリニックによっては、モニター割引や分割払いなどを利用できることもあります。
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ふくらはぎの脂肪吸引のダウンタイムの過ごし方は?
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施術後は腫れやむくみが出やすいものの、歩くことは可能です。仕事は施術翌日から復帰しても問題ない場合もありますが、不安な場合は無理をせずお休みしましょう。術後3日目頃からは問題なく歩行できるようになるケースが多いです。その後、1ヶ月程度で抜糸の頃までにはほとんどの症状がおさまり、早くて3ヶ月程度で完成の状態になります。
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ふくらはぎと他の部位を同時に吸引できる?
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他の部位と同時に吸引することも可能です。特に太ももやお腹と同時に施術を受ける方が多くいます。ただし、脂肪吸引では1回の施術で吸引できる量に上限があるため、他の部位で多く吸引する予定がある場合は施術を受けられないことも。とはいえ、ふくらはぎ単体ではそこまでの量にならないため、 他の部位と組み合わせやすい部位といえるでしょう。