脂肪吸引
お腹 脂肪吸引

INDEX
お腹の脂肪吸引について解説します。ダイエットをしてもなかなか落ちないお腹まわりの脂肪。すっきりと引き締まったウエストラインを手に入れたいと考えている方の中には、お腹の脂肪吸引を検討している方もいるでしょう。
そこで本記事では、お腹の脂肪吸引の施術内容や期待できる効果、メリット・デメリットについてわかりやすく解説します。また、施術の流れや術後の過ごし方もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
ABOUT
お腹の脂肪吸引とは

お腹の脂肪吸引は、腹部や腰の余分な脂肪を取り除く施術です。専用のカニューレを用いて脂肪細胞を直接吸引するため、ダイエットでは落ちにくい脂肪にもアプローチできます。
施術では、腹部や腰周りの目立たない箇所に小さな切開を加え、スキンポートを装着してからカニューレを挿入して脂肪を吸引します。
施術中は麻酔を使用するため、痛みを感じることはありません。術後は腫れやむくみが出ることがありますが、時間とともに落ち着いていきます。
RECOMMEND
お腹の脂肪吸引がおすすめな方
お腹の脂肪吸引は、ダイエットでは落としにくい脂肪を直接除去できます。以下のような悩みを持つ方に向いているでしょう。
ウエストのボリュームが気になる
ウエストラインをスッキリさせたい
メリハリのあるボディラインを作りたい
ダイエットをしてもお腹周りの脂肪がなかなか落ちない

TREATMENT
お腹の脂肪吸引
が可能な部位
お腹の脂肪吸引では、部位ごとに吸引が可能です。上腹部、下腹部側腹部(ウエスト)に分けられます。
上腹部
肋骨周りからおへその上にかけて脂肪が蓄積するエリア。皮下脂肪だけでなく、ダイエットでは減らしにくい深層脂肪(LFD)も吸引できる。
下腹
おへそから鼠径部の上部にかけてのエリア。脂肪が溜まりやすく、ダイエットをしても落ちにくい部位。
側腹部(ウエスト)
ウエストラインにあたる部分。側腹部の脂肪を除去することでくびれを際立たせ、より引き締まったボディラインを形成する。
腹部全体(①〜③)
上腹部・下腹部・側腹部の3つを同時に施術する。複数回に分けて施術する場合と比べて、ダウンタイムを一度にまとめられるため、回復期間を短縮できる。
DOWNTIME
お腹の脂肪吸引
のダウンタイム
術後に起こる可能性のある副作用も理解しておくことが大切です。術後の回復をスムーズにするために、リスクについて把握しておきましょう。
痛み
脂肪吸引後に筋肉痛のような痛みが出ることがある。
対処法:処方された鎮痛剤を服用する。
むくみ
吸引後の空洞を埋めるために体内の水分が一時的に溜まり、むくみが生じる。
対処法:時間の経過とともに解消される。
腫れ
術後すぐに腫れが始まり、2〜3日後にピークを迎える。
対処法:圧迫固定を適切に行う。
かゆみ
術後3日〜1週間ほどの間に、施術部位に痒みが生じることがある。
対処法:保湿クリームを塗る。
内出血
術後数日以内に現れ、約1週間後にピークを迎える。
対処法:時間の経過とともに吸収される。
FLOW
お腹の脂肪吸引
の流れ
お腹の脂肪吸引の流れは以下の通りです。

カウンセリング
まずは医師とのカウンセリングを行い、気になる部分や理想の仕上がりについて相談します。
この際、使用する機器や吸引範囲、術後の経過、ダウンタイムについて詳しく説明を受けましょう。お腹の脂肪は個人差が大きいため、医師が脂肪の質や量を確認して、適切な吸引方法を提案します。
施術に納得した場合は、同意書にサインをし、手術日や抜糸の日程を決定する流れです。
血液検査
施術が決まり次第、血液検査を行います。麻酔を安全に使用できるかや、貧血やアレルギーの有無などの確認に必要な検査です。
血液検査の結果が出るまで2〜3日かかるため、手術日は結果到着以降となる点に注意しましょう。このタイミングで圧迫固定のサイズ確認や、術後の過ごし方についての説明も受けます。
3. 測定・撮影・デザイン
施術当日は、体調を確認して手術着に着替えます。施術前にお腹のサイズを測定し、写真を撮影しておくことで。術前と術後の変化を明確に比較することが可能です。
その後、医師が施術部位のデザインを行い、マーキングをします。吸引量や部位を調整しながら、理想のシルエットに近づけるよう細かくデザインを決めていきます。
施術(脂肪吸引)
施術台に移動し、静脈麻酔を投与します。眠った状態で施術が進むため、痛みを感じることはありません。
麻酔が効いた後、数ミリの切開を行います。麻酔液の散布してからスキンプロテクターを装着し、カニューレを挿入して脂肪を吸引します。
吸引が完了したら、余分な麻酔液を排出するためのドレーンを装着し、施術が完了です。
アフターフォロー
施術後は圧迫固定を行い、個室で休憩を取ります。
麻酔後は身体が冷えやすいため、温かい環境でしっかりと体調を整えます。その後、血圧や心拍数のチェックを行い、問題がなければ帰宅が可能です。
アフターフォローではダウンタイムの過ごし方や注意点について医師から説明を受けるので、しっかりと確認して指示に従うようにしましょう。
MERIT
お腹の脂肪吸引
のメリット
お腹の脂肪吸引のメリットは以下の通りです。

短期間で効果を得やすい
リバウンドしにくい
部分痩せができる
短期間で効果を得やすい
ダイエットやマッサージでお腹の脂肪を減らすには時間がかかりますが、脂肪吸引なら施術直後から変化を実感できます。術後は腫れや内出血があるものの、1〜2週間経つと徐々に腫れが引き、1か月ほどでボディラインがはっきりしてくるはずです。
リバウンドしにくい
脂肪吸引は脂肪細胞そのものを除去するため、施術を受けた部分の脂肪が増えにくくなることもメリットです。ダイエットでは脂肪細胞が小さくなるだけで数は変わらないため、食生活が乱れるとすぐにリバウンドしてしまうことがあります。脂肪吸引なら脂肪細胞自体が減るため、過剰に体重が増えない限りは大きくウエストラインが崩れることはありません。
一般的に成人後は脂肪細胞の数が変わらないとされているため、脂肪吸引によって脂肪細胞が減れば、リバウンドのリスクも低くなります。
部分痩せができる
ダイエットでは部分痩せが難しいこともありますが、脂肪吸引なら特定の部位にピンポイントでアプローチすることも可能です。上腹部・下腹部・側腹部など気になる箇所をピンポイントで施術できるため、自分の理想に近いシルエットを目指せます。
ウエストのくびれを際立たせたい、下腹のぽっこり感をなくしたいといった細かい要望にも対応できるのが大きなメリットです。
DEMERIT
お腹の脂肪吸引
のデメリット

お腹の脂肪吸引を受ける前に、メリットだけでなくデメリットも押さえておきましょう。お腹の脂肪吸引のデメリットは以下の通りです。
ダウンタイムが長い
副作用のリスクがある
値段が高い
ダウンタイムが長い
脂肪吸引は脂肪を直接取り除くため、身体への負担が比較的大きい施術です。痛みが強く出るケースはまれですが、目立ったむくみが収まるまでに1ヶ月程度、完全に症状が落ち着くまでに3〜6ヶ月程度かかります。
服の外に出ている場所ではないため見た目は気になりにくいですが、痛みや晴れが出る場合2〜3日の休暇が必要となる場合も。余裕を持ったスケジュールで施術を受けることが必要です。
副作用のリスクがある
お腹の脂肪吸引では、術後のダウンタイムだけでなく、感染症や脂肪塞栓症、色素沈着などの副作用が起こる可能性があります。いずれも稀なケースではあるものの、リスクがあることは理解しておきましょう。
副作用のリスクを軽減するには、信頼できる医師やクリニックを選び、術後のケアを徹底することが大切です。
値段が高い
お腹の脂肪吸引は比較的大掛かりであり、美容医療の中でも費用がかかる施術のひとつです。クリニックや施術する箇所によって料金は異なりますが、40万円~80万円以上かかる場合もあります。
また、術後のケアや必要な圧迫固定用のアイテムなども考慮すると、総額がさらに高くなる可能性もあります。脂肪吸引を検討する際は、総額の予算で検討しましょう。
脂肪吸引や引き締め施術には、それぞれ特徴や適した用途があります。脂肪をしっかり除去したいならベイザー、部分痩せと引き締めを両立したいならLLSA、たるみを解消したいならエンブレイス/モフィウスが最適です。自分の目的やライフスタイルに合わせて、適切な施術を選びましょう!
TREATMENT
お腹の脂肪吸引
の施術内容
脂肪吸引や引き締め施術には、それぞれ特徴や適した用途があります。脂肪をしっかり除去しつつ引き締めも両立したいならベイザーやLSSA、たるみを解消したいならエンブレイス/モフィウスの併用が最適です。自分の目的やライフスタイルに合わせて、適切な施術を選びましょう!
ベイザー脂肪吸引(VASER)
高精度な脂肪吸引で理想のボディラインへ
ベイザー脂肪吸引は、超音波を利用して脂肪を乳化し、吸引する施術です。従来の脂肪吸引に比べ、脂肪細胞を分解しやすくするため、周囲の組織を傷つけることなくスムーズに吸引できます。そのため、体への負担が少なく、仕上がりが滑らかなのが特徴です。
エルサ(LSSA)
超音波で細かい部分までアプローチ
LSSA(エルサ)は超音波機器を活用した、韓国発の施術方法です。ベイザーとほとんど同じクオリティの効果が期待でき、極細のプローブを使用できるのが特徴
エンブレイス / モフィウス(Embrace RF / Morpheus 8)
高周波で肌を引き締める新技術
エンブレイスRFとモフィウス8は、高周波(RF:ラジオ波)を利用した皮膚の引き締め治療です。脂肪を直接吸引するのではなく、たるんだ皮膚を引き締めることを目的としています。
特に、エンブレイスRFは顔やボディの引き締めに適しており、モフィウス8はマイクロニードル(極細針)を併用し、肌の深部に高周波を届けることでリフトアップ効果を最大化します。

FUTURE
お腹の脂肪吸引で
理想のウエストラインを手に入れよう
お腹の脂肪吸引について解説しました。脂肪吸引では、お腹の脂肪を直接取り除くことで、メリハリのあるウエストラインに整えられます。ダイエットでは落としにくい脂肪にもアプローチでき、リバウンドのリスクが少ないことも特徴です。
一方で、施術後はダウンタイムがあり、腫れやむくみが生じる期間があることを理解しておきましょう。また、施術の仕上がりは医師の技術力によって大きく変わるため、クリニック選びも慎重に行う必要があります。
施術を検討する際は、カウンセリングでしっかりと相談し、希望する仕上がりのイメージを明確にしておきましょう。
FAQ
顔の脂肪吸引に
関する質問
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お腹の脂肪吸引は危険?
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脂肪吸引は医療技術の進歩により、副作用や合併症のリスクは低いとされています。しかし施術にはリスクが伴うため、信頼できるクリニックと実力のある医師を選ぶことが重要です。リスクを最小限に抑えるために、事前のカウンセリングで医師としっかり相談し、術後のケアを徹底しましょう。
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下腹部の脂肪吸引も可能?
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下腹部の脂肪は特に落ちにくい部分ですが、脂肪吸引によって除去できます。ただし、下腹部には深層脂肪が多いため、過度に脂肪を取り除くと皮膚がたるむ可能性も。医師と相談しながら進めるようにしましょう。
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術後の過ごし方は?
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施術当日は腫れやむくみを抑えるためにボディースーツを着用し、シャワーを控えます。翌日は軽い仕事なら復帰できる場合もありますが、運動は避けましょう。
術後3日目になると腫れがピークとなり、1〜2週間程度で落ち着きはじめます。必要に応じて鎮痛剤を服用しましょう。1週間後には抜糸を行い、その後は入浴や軽い運動が可能になります。
1ヶ月後にはダウンタイムが落ち着き、その後完成までにかかる期間は3〜6ヶ月程度が目安です。